「留年した小学生の話」のあとがき①
先日、twitterの方で最終回を投稿した「留年した小学生の話」(原題「小学校留年」)について、作品の背景や裏設定(?)など綴っていきます🍊
「留年した小学生の話」
— 水野みろく (@mirokumizuno) 2022年3月4日
最終話です🌟
(11)#漫画が読めるハッシュタグ #漫画 #マンガ pic.twitter.com/jzs575ClbB
この作品は一年以上に描いたもので、加筆・修正したものをtwitterで公開しました。作品の企画自体は2年以上前で、自分にとって懐かしい作品です。
たくさんの方に読んでいただけて嬉しい限りです😭
この作品のテーマは「教育格差」です。描いた当時はコロナの影響が出始めた頃で、教育格差の話題がよくニュースで流れていました。
オンライン授業の導入など環境が目まぐるしく変化する中、ICTの導入率の地域格差など「受けられる教育」に差が出ている、とよく話題になっていました😥
(もちろん、教育格差はずっと前から問題視されていましたがこの頃に更に一般に知られるようになった気がします。)
私の子供の頃の経験もあり、「今こそ教育格差をテーマに描かなければ!」とマンガを作り始めました。完成してみると、テーマの表現の仕方が遠回りすぎだとか色々と反省点があります💦
ただ、マンガで伝えられることがあるんじゃないかな、という思いで作った作品です。
学力でクラスが分けられ、そこに理不尽な序列が存在している。その学力も本人の努力不足と一概には言えない... 今の社会全体の縮図としてこの設定にしました。
かなり大袈裟に表現していますが似たような状況は現実にもあるんじゃないかなあと思います。
今回は以上です!読んでくださってありがとうございました😊